嫁っていうか私なんですけど。ちなみにこのヤギはうちのではありません。途中で寄り道した牧場です。
うちの実家(というか私は生まれ育っていない。正しくは母の実家です)は岡山県にあるやばいくらい人がいない地域です。
んー、中古2DKの広さを180万円で買えたりするらしいです。最寄り駅がないので地域情報サイトが全くない。バスがかろうじて通っていますが、バス停まで多分30分以上歩かないといけないのではなかろうか。
そんな場所に子供2人つれて帰省してきました。母の母、私にとっておばあちゃん、子供達にとってはひいばあちゃんになる「みっちゃん」がこの田舎家に住んでいます。
家からの景色。屋根瓦主流です。もれなく一軒ずつがめちゃでかい。
山を削っているらしい。農業用に交通を便利にするとか噂もあります。ペリーがついにきたか。
車道と歩道の区別がないイコール田舎道です。
家の裏にある神社です。誰も通らないから歩くたびに蜘蛛の糸が顔にかかります。
セミやらカエルやら他にもいろんな虫にたくさん会えました。バッタは普段も頻繁に見るけど、なんか似ているようななんか違うような、、、と息子が「キリギリス!」と呼ぶので、そういえばバッタとキリギリスってめっちゃ似ているのにどうやって見分けるのかなーとか普段考えないことを考えたりも出来ました。
好きなように水遊びをさせてもらえる。田舎の人は心も広い。
2、3匹出てくるヤモリ。イモリだっけ?どっちがどうだかわからない。
横浜から3時間かけて岡山駅についてから1時間以上もかかる実家。なかなか頻繁には帰れませんが、広い家、田舎暮らし、今の私にはすごく楽しかったです。掃除は大変でしたが。
広い土地で家が少なく、便利もすごく悪い、子供もとても少ないです。近所はご高齢の人ばかりで、「おばあちゃんはここに一人で住んでいて、何かあると誰が助けられるのだろうか」と心配になりました。だからといってやっぱり私がそこに今住めるかというと、子供の事や旦那の仕事の事とか考えるとやっぱり住むのは難しい。そうやってどんどん高齢化がすすむこの村にどうやったら活気が戻るのか、すごく難しいなぁと思いました。留守番している間に近所のおじいちゃんやおばちゃんがノックもせずにドアを開けて声をかけてくるこの土地、、、。若者を歓迎するような、でも結束硬くて余所者を寄せ付けないようなオーラもあるような、、。